円高・円安とは?
みなさんは、円高と円安について知っていますか。
ニュースで聞いたことがある人でも、説明できる人は少ないでしょう。
この円高と円安を分かるためには、まずは為替についての知識が必要です。
日本=円・アメリカ=米ドルなど、基本的には1つの国にオリジナルの通貨があります。
ただし、ユーロなど10か国以上がシェアしている通貨もあります。
しかし、ほとんどの通貨は交換する必要があります。あなたも海外旅行に行く時は、相手の国の通貨に両替しますよね。
このような他の通貨と交換することを外国為替と言います。この時に基準になるのが、外国為替相場・為替レートです。
例えば、1ドルが120円のときは、1ドルを120円のパンを購入できるのです。
円高・円安とは、どんなことか知りましょう。
ここまでは、外国為替・為替レートについて解説してきました。
このテーマを語るときに、避けて通れないのが円高・円安です。
ほとんどの人が、円高、円安を誤解しています。
1ドル120円が130円になりました。
これは円高でしょうか?それとも円安でしょうか?
例えば「120円→130円に値上げしたから円高でしょう」と考える人もいます。
これは、円高ではなく円安です。
私もややこしくて戸惑いますが、1ドル=○円の数字が大きいと円安で、数字が小さいときは円高です。
このパターンに当てはめると1ドル120円が変動すると、このようになります。
1ドル=110円(円高)
1ドル=130円(円安)
みなさんも、どうして数値が大きくなるのに円安になるのか不思議ですよね。これは、日本円ではなくドルが基準になっているからです。
1ドルが120円から130円になるケースでは「ドルが高く、円が安い」ので円安です。
分かりやすくするために、円を基準にします。
1ドル=120円は、100円=0.833ドル
1ドル=130円は、100円=0.769ドル(円安)
1ドル=110円は、100円=0.909ドル(円高)
となります。
130円だと、100円が0.833ドルから0.769ドルと数字が小さくなります。
100円が0.833ドルから0.769ドルに下がったので円安です。
このように日本円で考えると、円高・円安のことが分かりやすいでしょう。
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